ごあいさつ
「地域で暮らしつづける」そのためにわたしたちができること

城山病院 院長
杉本 淳
当院は、「高齢者救急医療」・「リハビリテーション医療」・「在宅医療」を3つの柱とし、医療を提供します。
「高齢者救急医療」は、かかりつけの患者様の緊急の入院に可能な限り対応します。
「リハビリテーション医療」は、回復期リハビリはもとより、外来・通所・訪問等を含めたリハビリテーションによって、自宅復帰と自宅生活の継続を支えます。
「在宅医療」は、外来・訪問診療での継続的な医療をおこない、また在宅療養支援病院として24時間体制で入院や訪問の対応をしています。
今日の医療・介護は、家であれ施設であれ、地域を拠点に展開されることが主流になりました。とはいえ、少子高齢化、ニーズの多様化、制度の複雑化する現代で、地域で暮らし続けることは決して簡単ではなく、様々な資源が有機的に機能しなければ成り立ちえません。
ここ八王子市には、大学病院をはじめとする救急病院、療養病院、クリニックや訪問診療医、介護・障害各種施設、在宅事業所が数多く存在し、地域で完結できる資源がそろっています。この恵まれた環境において、地域の諸機関と協働・連携していくことが、ひいては「地域全体で支えていく」ことにつながり、その一翼を担うのがわたしたちの使命と考えます。
城山病院はこれからも、地域で暮らすこと支え、地域から必要とされ、地域のみなさまから信頼される医療機関であるよう、職員一同たゆまぬ努力を続けてまいります。